通話略号

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通話略号(Procedure word)とは、無線通信の簡略化のために用いられる略号のことです。

無線通信の通信内容の正確さを確保しながら、通信の内容を短くまとめることに特化している符号です。

その運用は各軍により異なっていますが、本稿では代表的な現代アメリカ陸軍およびアメリカ海兵隊のプロワードについて解説します。

アメリカ陸軍

符号 用途
ALL AFTER
ALL BEFORE
AUTHENTICATE
AUTEHNTICATION IS
BREAK 長いメッセージを送信している最中に、何らかの理由で途切れる場合に用いる符号。

Breakを呼びかけ通信を中断し、また再開して通信を終了するまで、あなたに通信の優先権があります。

重要なメッセージがある場合は、他局のBreakの後に2、3秒待ってから通信を入れることもできます。

また、他局の通信中に緊急のメッセージを割り込ませる場合も、Breakを3回呼びかけ、割り込ませてもらうこともできます。

CORRECT 相手または相手の送信内容が正しいという意味の符号。
CORRECTION 現在の送信内容に不備、齟齬があるという意味の符号。またその不備、齟齬をこれから訂正するという意味の符号。

相手の送信内容に対する回答に不備、齟齬がありこれから訂正する意味の符号。

DISREGARD THIS TRANSMISSION - OUT 現在の送信内容に間違いがあるため、送信内容を無視して欲しいという意味の符号。
DO NOT ANSWER 現在の送信内容に対する返送、回答を行わないで欲しいという意味の符号。

送信内容は常に「OUT」で終了する。

EXEMPT この次に続くコールサインの局は、同時呼び出しの送信先に含まれないという意味の符号。
FIGURES この符号の後には数、数量などが続くという意味の符号。
FLASH 最初の接敵報告、特に緊急時に使用する符号。

意思決定に関わる指揮官が聞くべき内容のリポートの場合、この符号を付加して後にリポートを行う。

この符号の後に簡素な接敵報告や状況の報告を行う。

FROM 現在の送信内容の送信元がこの後に続く、という意味の符号。
GROUPS この後にグループの番号、数が続くという意味の符号。
IMMEDIATE 送信内容を友軍に早急に伝達する必要があるという意味の符号。
INFO この符号の後に続く送信先に、情報を伝達するという意味の符号。
I AUTHENTICATE
I READ BACK
I SAY AGAIN
I SPELL
I VERIFY
MESSAGE
MORE TO FOLLOW
OUT 送信側または受信側が、相手に対し「これにて通信を終わります、返事は必要ありません」という意思を伝える符号です。
OVER 送信側が受信側に、「私のメッセージは以上です、返事をどうぞ」という意思を伝える符号です。
PRIORITY
READ BACK
RELAY TO
ROGER 送られたメッセージ(命令)に対して、「理解し、了解しました」という意思を伝える符号です。
ROUTINE
SAY AGAIN 「最後に受信したメッセージが理解できませんでした、再送信してください」という意思を伝える符号です。

日本語では「再送せよ」がいいでしょう。

SERVICE
SILENCE
SILENCE LIFTED
SPEAK SLOWER
THIS IS
TIME
TO
UNKNOWN STATION
VERIFY
WAIT
WAIT OUT
WILCO 送られたメッセージに対して、「了解しました、実行します」という意思を伝える符号です。

Will comply(従います)の省略形。

WORD AFTER
WORD BEFORE
WORD TWICE
WRONG

参考文献

FM 1-02 - Operational Terms & Graphics, Department of Defence

FM 24-19 - Radio-Operators-Handbook, Department of Defence

http://www.2ndbn5thmar.com/notes/Communications.pdf

外部リンク

http://www1.udel.edu/armyrotc/current_cadets/cadet_resources/manuals_regulations_files/FM%201-02%20-%20Operational%20Terms%20&%20Graphics.pdf

http://www.2ndbn5thmar.com/notes/Communications.pdf